|まず「お金の現状把握」から始めよう
「親がそろそろ一人暮らしが難しくなってきた。施設を探した方がいいかもしれない」
そう感じた瞬間、多くの方がまずインターネットで老人ホームを検索し始めます。しかし、施設を探す前にやるべきことが一つあります。それは、「費用を払える状態かどうか」を先に確認することです。
費用の目処なしに動くと、こんなことが起きます
老人ホームを探すご家族の中には、こんな経験をされる方が少なくありません。
施設探しは「いい施設を見つけること」がゴールではありません。「親御さまが安心して暮らし続けられる環境を、無理なく長く続けること」がゴールです。そのためにも、費用の準備を先に整えることが、結果的に最短ルートになります。
まず把握すべき「3つの資産」
施設を探す前に、ご家族で以下の3つを確認しておきましょう。難しく考える必要はありません。まず「現状を知る」ことが出発点です。
「いくらあれば安心か」は状況によって異なります。大切なのはまず現状を把握すること。その上で、毎月いくら使えるかを試算することが次のステップです。
持ち家は「売る・貸す・そのまま」の3択
3つの資産の中で、特に見落とされがちなのが持ち家です。親御さまが施設に入居した後、実家をどうするかによって、毎月使えるお金が大きく変わります。
選択肢は大きく3つあります。どれが正解かはご家族の状況・思い・資産内容によって異なります。親御さまご自身の思い入れや、相続についてのお考えも含めて、ご家族でじっくり話し合うことが大切です。
| 選択肢 | 概要・メリット | こんなご家族に向いている |
|---|---|---|
| 売る | まとまった資金が一度に入る。施設費用の長期的な備えになる。維持費・固定資産税がかからなくなる。 | まとまった資金が必要な方。維持管理が難しい方。 |
| 貸す | 毎月安定した家賃収入が入る。将来の選択肢(売却・返還)を残せる。空き家リスクを回避できる。 | 毎月の収入を増やしたい方。将来的に家を残したい方。 |
| そのまま | 親御さまが健在の間は自然な選択。思い入れのある家を手放さずに済む。 | 親御さまの帰宅可能性がある方。相続後に改めて考えたい方。 |
費用の目処が立ってから動くと、何が変わるか
「毎月これだけ使える」という金額が明確になってから施設を探すと、動き方がまったく変わります。
まとめ|施設を探す前の4つのステップ
「自分たちだけでは何から手をつければいいかわからない」というご家族も多いと思います。親想い住まい相談室では、年金・貯金・持ち家の状況をお聞きした上で、毎月いくら使えるかを無料でシミュレーションします。「まだ施設を決めたわけじゃないけれど、一度整理したい」という段階からご相談いただけます。


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